CHAPTER 4

相場環境認識(ダウ理論)

すべてのテクニカル分析の基礎。正しい環境認識がエントリー精度を劇的に高める

ダウ理論高値・安値トレンド判定サポート・レジスタンス
ゆいより

ダウ理論を知ってから、私のトレードは根本から変わりました。「なんとなく上がりそう」から「明確に上昇トレンドだから買う」に変わった瞬間、勝率が一気に上がりました。

ダウ理論の6原則

原則内容FXへの応用
① 平均はすべてを織り込む全情報は価格に反映済みチャートだけで分析可能
② トレンドには3種類ある主要・二次・小トレンド上位足・中位足・下位足で確認
③ 主要トレンドは3段階先行期・追随期・利食い期追随期が最も勝ちやすい
④ 平均は相互に確認複数指標の一致が重要EMA+RSI+MACDの一致確認
⑤ トレンドは出来高で確認出来高がトレンドを裏付けGOLDの場合は値動きで確認
⑥ トレンドは明確なシグナルまで継続トレンドは続くと仮定トレンド方向にのみエントリー

上昇・下降トレンドの定義

上昇トレンド

高値が切り上がり + 安値が切り上がりの状態が続いていること。HH(前の高値を超えた)+ HL(前の安値より高い安値)→ このときのみロングを検討。

下降トレンド

高値が切り下がり + 安値が切り下がりの状態が続いていること。LH(前の高値より低い高値)+ LL(前の安値を更新)→ このときのみショートを検討。

トレンド・レンジ判定チェックリスト

上昇トレンド判定(全てYESなら上昇トレンド)

直近の高値が1つ前の高値より高い(HH)
直近の安値が1つ前の安値より高い(HL)
EMA21 > EMA50 > EMA200(パーフェクトオーダー)
EMA200が右肩上がりに傾いている

下降トレンド判定(全てYESなら下降トレンド)

直近の高値が1つ前の高値より低い(LH)
直近の安値が1つ前の安値より低い(LL)
EMA21 < EMA50 < EMA200(逆パーフェクトオーダー)
EMA200が右肩下がりに傾いている

レンジ相場ではエントリー禁止。高値・安値が切り上がっても切り下がってもいない状態(レンジ)では本手法はエントリー禁止です。EMAが絡み合っている場合も同様。「待つ」もトレードの重要な戦略です。

サポート・レジスタンスラインの引き方

1

1時間足または4時間足に切り替える

上位足でより信頼性の高いラインを確認します。

2

明確な高値・安値を探す

複数回価格が反応した水準(ヒゲの先端が集中している場所)を探します。

3

水平線を引く

その価格帯に水平線を引きます。2回以上反応した水準は特に信頼度が高い。

4

ブレイクアウトに注意

ラインを明確に突破した場合、支持・抵抗の役割が逆転することを覚えておく。

トレード前の環境認識チェックシート

上位足(1時間足)でトレンド方向を確認した
EMAのパーフェクトオーダーを確認した
直近の高値・安値の位置を把握した
近くに強いサポート・レジスタンスラインがないか確認した
今日の重要経済指標の時間を確認した
現在のスプレッドが5pips以下であることを確認した
ATRが正常範囲内(平均の2倍以下)であることを確認した