CHAPTER 3

使用インジケーター5つの詳細設定

EMA・RSI・ATR・MACD・BBの正確な設定値と読み方を完全網羅

EMARSIATRMACDボリンジャーバンド
ゆいより

インジケーターは多ければいいというものではありません。私が使うのはこの5つだけ。シンプルだけど、全て揃ったときのシグナルは非常に精度が高いです。

① EMA(指数移動平均線)21・50・200期間

EMA(Exponential Moving Average)は直近の価格により重きを置いた移動平均線です。SMAより価格変動への反応が速く、スキャルピングに適しています。

EMA21(短期)

直近21本の加重平均。価格の短期的な方向性を示す。押し目・戻り目のターゲットとして機能。価格がEMA21に触れたときがエントリーポイントの目安。

EMA50(中期)

直近50本の加重平均。中期トレンドの方向性を示す。EMA21とEMA50の位置関係でトレンドの強さを判断。EMA21 > EMA50なら上昇トレンド継続中。

EMA200(長期)

直近200本の加重平均。長期トレンドの壁として機能。価格がEMA200より上なら強気相場、下なら弱気相場。機関投資家も注目する重要なライン。

上昇:EMA21 > EMA50 > EMA200 ← パーフェクトオーダー
この並びが崩れていたらエントリー禁止。これが最強のトレンドサイン。

② RSI(相対力指数)14期間

RSIは相場の買われすぎ・売られすぎを数値化したオシレーターです。0〜100の範囲で動き、70以上が買われすぎ、30以下が売られすぎのサインです。

RSIの水準意味本手法での活用
70以上買われすぎ売りシグナル注意
50ライン方向性の分岐点上抜け→買い / 下抜け→売り
30以下売られすぎ買いシグナル注意

ロングエントリー条件:RSIが50を上抜けたことを確認してからエントリー。
ショートエントリー条件:RSIが50を下抜けたことを確認してからエントリー。

③ ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)14期間

ATRは相場のボラティリティ(値動きの大きさ)を数値で表したインジケーターです。本手法では損切り・利確幅の計算に使用します。

損切り幅 = ATR × 1.5  第1利確幅 = ATR × 1.0(半決済)  第2利確幅 = ATR × 2.0(全決済)
例:ATR = 20pips の場合 → 損切り30pips / 第1利確20pips / 第2利確40pips

ATRが平均の2倍以上に急上昇している場合はエントリー禁止。重要指標発表や急騰・急落が起きている可能性があります。ATRが落ち着くまで待機してください。

④ MACD(12, 26, 9)

MACDは2本のEMAの差(モメンタム)を視覚化したインジケーターです。トレンドの方向・強さ・転換を判断します。

要素計算方法意味
MACDラインEMA12 - EMA26短期と中期EMAの差
シグナルラインMACDの9期間EMAMACDの平滑化
ヒストグラムMACD - シグナル勢いの強さを棒グラフで表示

ロングの確認:ヒストグラムがゼロラインより上にあることを確認。
ショートの確認:ヒストグラムがゼロラインより下にあることを確認。

⑤ ボリンジャーバンド(BB)20期間・2σ

ボリンジャーバンドは価格の統計的な変動範囲を視覚化したインジケーターです。中心線(MA20)と上下2本のバンドで構成されます。

ロング条件:価格が中心線(MA20)より上位に位置していること
ショート条件:価格が中心線(MA20)より下位に位置していること